(第55回)2011年度新卒採用から2012年度新卒採用への潮流を探る

(第55回)2011年度新卒採用から2012年度新卒採用への潮流を探る

HRプロ株式会社
 就職ナビが10月1日にオープンし、2012年度就職戦線が始まった。そこで今回から企業の動きを分析してみたい。
テーマは4つある。2011年卒の内定状況と2012年卒採用数および採用予算、2012年卒採用での新たな取り組み、学生の就職活動に関する人事の意見、そして大学のキャリア教育である。
 今回は、2011年卒の内定状況と2012年卒採用数および採用予算を取り上げる。

●3分の2の企業が満足し、3分の1が計画未達

図表1【2011年度新卒採用計画数と内定者数の比較】
 HRプロは、2010年8月末から9月初めにかけて人事アンケートを実施した(265社)。その中から2011年の内定状況と2012年の採用計画に関するデータを紹介しよう。
 まず内定状況だが、9月段階の内定者数を採用計画数と比較すると、約半分の企業が「採用計画数と同規模」と回答。「多い(2割以上)」と「多い(2割未満)」がそれぞれ6%。「少ない(2割以上)」は15%、「少ない(2割未満)」が19%。つまり3分の2近い企業が満足な内定者を確保した一方で、3分の1強の企業は十分な数を確保できなかったのが2011年度採用活動の結果だった。
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