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心理カウンセラー直伝! 上司や先輩からの【せこいマウンティング】をなんなく"受け流す極意"

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  • 山根 洋士 心理カウンセラー、メンタルノイズ心理学協会会長
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注目するのは、高くなったり低くなったりしている振れ幅が大きいところ。そこが相手の話で大事なところであり、聴き逃してはいけないところです。

人の話を聴きながら波形を描いていると、少しずつどこで振れ幅が大きくなるのかがわかるようになります。一流のカウンセラーが聴いているのはそこだけ。感情が乗っているところだけ聴いているのです。それ以外の話はほとんど聴いていません。

カウンセラーは、感情が乗っている言葉だけ聴く。そして、その言葉で気になることがあれば質問する。だから、1日中、話を聴いていても疲れないのです。

あなたもぜひ、波形を描いてみてください。感情が乗っていないところは聴かなくていいとなると、聴くことが格段にらくになります。しかも大事なことを聴き逃すこともなくなります。

言葉のエネルギーの波形を描くと、人の話の8〜9割はどうでもいいことだというのがわかります。極端な話、聴かなくてもいいことです。

聴かなくていいことは、こちらが聴いていないように見えるからといって、相手も怒ることはありません。相手が怒るのは、感情が乗っている大事な話を聴いていないときだけなのです。

上司や先輩、先生の話など、聴きたくないけれども聴かなければいけない、途中で席を離れることもできないときはあると思います。聴いていないと怒られるため、必死に耳を傾けるでしょうが、そんなときこそ、感情が乗っている言葉だけを聴きもらさないようにすることです。

そこさえ意識していれば、怒られるどころか、評価されることになります。

せこい「マウンティング」に強くなる

聴きたくない話の中でも耐えられないのが、マウンティングしてくる人の話ではないでしょうか。こちらが聴き役に徹しているのがわかっていても、これでもかとマウントをとってきます。

どうでもいい話がほとんどなのに、タテの関係でその場から立ち去れないときは、本当に困ると思います。

しかし、カウンセラーはマウントされても気になりません。なぜなら、価値観を横に置いておけるので、相手がマウントを仕掛けてきても、そのまま受け止められるからです。要するにマウントにならないのです。

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【価値観を横に置いておくトレーニング法】

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