相談できない人が陥る「行き詰まり」パターン5つ 人を頼らずに結果を出そうとしていませんか?
仕事がうまくまわらなくなったとき、責任感が強い人ほど、ひとりで抱え込み、相談を後回しにしがちです。でも本来、相談とは最終手段ではなく、最初の一歩。
もっと気軽に相談ができれば、問題にぶつかって立ち止まってしまったときも、するっと抜け出すことができます。
新著『仕事で悩まない人の相談力』では、誰も教えてくれなかった、具体的で、かんたんな相談の方法が紹介されています。
同書より一部を抜粋し、3回にわたってお届けします。
あらゆる悩みは「相談力」で解決できる
あなたは今、どんな悩みを抱えていますか?
仕事が思うように進まない、成長できている実感がない、認めてもらえない、やりたい仕事ができていない……。その悩みはひとつではないかもしれませんね。
でも、もしかするとその悩みは、「相談」だけで解決するかもしれません。
実は私も、相談できない人でした。
出版社の新入社員だったころのことです。雑誌の編集部で少しずつページを担当させてもらうようになっていたある日、取材した店の地図を作ることになりました。地図を作るのは初めてで、何をどうすればいいのかまったくわかりません。しかし、当時の私は失敗をしては編集長に怒られる、の繰り返しで、編集部で役に立てていないと感じていたので、誰かに聞く勇気ももてませんでした。だからこそひとりでなんとかしようと思いましたが、どうしたらいいかわかりません。
私は、机の前でじっと固まったまま、動けなくなりました。
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