相談できない人が陥る「行き詰まり」パターン5つ 人を頼らずに結果を出そうとしていませんか?

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そもそも、あなたがつけている優先順位は本当に正しいものですか?重要で緊急度の高いものが優先だといわれていますが、仕事の重要度はどのように見極めたらいいのでしょうか?

ある程度、経験を積んだ人なら判断がつくかもしれません。ただ、その仕事を始めたばかりであれば、見極めは難しいでしょう。そこがわからないまま、ひとりで優先順位をつける時間を取ること自体、もったいないのかもしれません。

② なんでも自分で調べ、解決するよう心がけている

知りたいことはなんでもすぐに調べられる時代です。仕事でわからないことが出てきたときは、まずネットで調べているのではないでしょうか。

わからないことを上司に相談したところ、「そんなこと自分で調べなさい」と言われてしまった経験がある人もいるでしょう。そんな経験があると、相談すること自体が怖くなりますよね。つまらないことで相談してしまった自分を責めた人もいるでしょう。そうして、「とにかく自分で調べなければいけない」と強く思い込んでいるのかもしれませんね。

すべて自分で調べようとすると、混乱する可能性も

しかし、自分で調べられることには限界があります。

今はAIにも気軽に質問や相談ができますが、回答が正確とは限りません。

また、そもそも調べる方向性を間違えていることもあります。だとしたら、一生懸命調べた時間がムダになってしまいますね。

まず自分で調べることはとても大事ですが、なんでもすべて自分で調べようとすると、かえって混乱してしまう可能性があるのです。

③ 上司の話に「はい」と元気に返事をする

上司の話をよく聞くことは大切です。あなたも入社以来、上司の指示や教えを一生懸命聞き続けてきたことでしょう。でも、その姿勢がかえってよくない事態を招くこともあります。

「はい」と元気に返事をするのは、とても素直な態度ですが、上司の意図や思いをきちんと理解できていない可能性があります。

もし、「ちゃんと聞いているのか?」と言われた経験がある人は、言葉になっていない上司の思いを受け取れていないのかもしれません。言葉の表面上の意味だけを受け取って作業をし、後になって「そんなこと言っていないよ」と言われ、誤解していたことに気づいた。そんな経験をした人も多いでしょう。

ただ「はい」と返事をするだけではなく、上司の言葉を繰り返したり、「今の話は〇〇ということですね」と要約したりすると、相手が伝えようとしていることをしっかり理解することができます。

④ 忙しい上司や先輩の邪魔をしないようにしている

「相談したいけど、上司や先輩がいつも忙しそうで、いつ声をかけたらいいかわからない」という人によく出会います。相談をすると時間を使わせてしまうから申し訳ない、迷惑をかけたくないと言うのです。そんなふうに、忙しい上司や先輩の邪魔をしないよう気を遣うことはありませんか?

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