気まずい!日本人がはまる「和製英語」のワナ

とんでもない意味になっていることも!

(写真:Taka / PIXTA)
「英語公用語化」を推し進める楽天など、多くの企業研修の場でビジネスパーソンに英語を教えてきた英会話イーオンの人気講師、箱田勝良氏。これまで約1万人に教えた経験から、多くの人に共通する「弱点」が見えてきたといいます。今回は、なんとなく使ってしまっている和製英語のワナについて取り上げます。

年々、過去にはなかったカタカナ英語が増えている、と思うことはありませんか?英語の指導を生業としている筆者も、新種のカタカナ英語で混乱しているひとりです。

先日、スーツを買いに行ったら「ジレがお勧め」と言われて、ポカンとしてしまいました。「ベスト」のことを今は「ジレ」と言うのだそうです。最近は「オーバーオール」が流行っているなと思ったら、あれは「サロペット」とのこと。どこが同じで違うのか、筆者にはいまいちわかりません。

このように、次々と新しいカタカナ語が生まれていますが、中には英語とほぼ同様の意味で使われるもの、英語とは違う意味で使われているもの、英語では通じない和製英語、英語ではない別の言語由来のものなど、さまざまなものがごちゃ混ぜになっています。

このカタカナ語のおかげで、英単語を覚える手間が省けることもあれば、英語だと思って使ってみたら全く通じないなんてこともある。これは日本人の英語学習におけるカタカナ語の功罪ですね。ということで、これから2回にわたり、企業での英会話研修でよく耳にする、日本人が英語だと勘違いしていることの多い和製英語と、正しい英語での表現を紹介します。

テンションが上がるのはいいこと?悪いこと?

日本語で「テンションが上がる・下がる」と言うと、通常「やる気や気持ちが上がる・下がる」という意味で使われることが多いですね。その感覚のまま My tension is high/lowと言う人がいます。英文自体がちょっと不自然なことは置いておくとして、これはネイティブには反対の意味に取られる可能性が高いので要注意です。

tensionという単語は「精神的に緊張していること」や「対立して緊迫した状態にあること」などを表します。つまり。tensionが高いというと「緊張状態にある」という意味や「緊迫した状況にある」というように推測されてしまいます。

だから、「テンションが上がる」と言ったら、緊迫が増したと思われてI’m sorry to hear that.(それはお気の毒に)と言われたり、「今朝はテンションが低い」と言ったら、緊張がほぐれているのかと思われてThat’s great!(よかったね!)なんて言われたりするかもしれません。

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