地図でくっきり「炭酸ジュースの3大勢力」の超意外 アメリカ人と会話が弾む方言ネタ10選

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英語にもある「ご当地ネタ」。目からウロコのお話をお届けします(写真:freeangle/PIXTA)
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皆さんは「豚汁」をなんと読みますか。多数派は「とんじる」のようですが、北海道や九州の一部では「ぶたじる」が優勢なのだそう。また、「肉まん」と「豚まん」、「今川焼」と「回転焼」、「大判焼」などのように、呼称自体に地域差があるものもありますよね。

こういったご当地ネタって、飲み会の席などでも「オレ、関東出身だけど『ぶたじる』って言うよ!」なんてちょっと盛り上がるので知っていると便利です。

実は英語にも同じような例がいくつかあります。今回は、アメリカ英語とイギリス英語という違いではなく、アメリカ国内で地域差のある発音や呼称などを紹介いたします。日本語のご当地ネタ同様、知っておくとアメリカ人との会話で小ネタとして利用できますよ。ぜひ、接待や出張などで役立ててください。

炭酸ジュースの呼び方に3大勢力が!

コーラやサイダーなどの炭酸ジュースを英語でどのように呼ぶと習いましたか。きっとsodaかpopが多いのではないでしょうか。アメリカでの炭酸ジュースの呼称は、個人差によるところも大きいのですが、地域での傾向も見られます。

Josh Katz『Speaking American』によると、炭酸ジュースの3大勢力はsoda、pop、cokeとのことで、どれがどの地域に多いのかは、こちらの地図を見てください。

(図:地図1)

この地図ではわかりづらいですが、実はsodaは、アメリカ全域で使用されています。popはMidwest(中西部)を中心にWest(西部)の北側のエリアまで広がっているイメージです。cokeはSoutheast(南東部)から、Southwest(南西部)のアリゾナ州を除くエリアで使用されています。

ここで言うcokeはコーラのことだけを指しているわけではなく、炭酸ジュースの総称として使われているという意味です。筆者はcokeと言われたら、コーラのことだという認識なので、誤解してしまいそう!

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