日本人は、だいたい「完璧英語」を目指しすぎ

英語でコミュニケーションをする心得とは?

(撮影:宮園厚司)

前回、インプットを重視した英語のブラッシュアップで、見事、イギリスの大学を卒業した松村弘典さん。元純ジャパがいよいよ仕事で英語を使い始めます!

日本の超ドメ会社に就職。英語は封印!?

安河内:イギリスのオックスフォード・ブルックス大学をオールAで卒業してからは?

松村:帰国して、就職活動をしました。でも、新卒の就活の知識もなかったし、9月の帰国で新卒採用も終わっていました。ですから、IT企業を中心に代表番号に電話しました。最初は、マイクロソフト、その次がバンダイだったかな。

安河内:飛び込みでマイクロソフトに電話したんだ?

松村:はい。電話した会社はどこも、人事部につないでくれました。ただ、新卒の就業開始は翌年4月からだ、という返事が続いて……。その後、技術者集団の会社と聞いたことがあったメイテックに電話したところ、採用が決まれば来月からでも働けると言われたんです。すぐ面接してもらって採用され、即、働き始めました。

面接では「うちは英語力を生かせる機会はないよ」と言われました。でも、当時の最優先事項は、最短で仕事を始めて安定した収入を得ることだったので、問題はありませんでした。

安河内:ドメスティックなところだったんですね。メイテックはソフトウェア・エンジニアリングの会社ですか?

松村:技術者集団で、CADを使ったメカニカルな設計からソフトウェアの設計まで幅広くやる会社です。英語とのつながりはいっさいなくなったと思ったんですが、2000年前後から海外案件が舞い込み始めました。周囲に英語で技術的なコミュニケーションをとれる人が少なかったため、自然と話をまとめ、交渉する役どころが増えていきました。

安河内:メイテックには何年いたんですか?

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