「食べなくても太る」を解決、漢方の体質別減量法 ダイエット効果をUPさせる「2つのスパイス」

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ダイエットをサポートするスパイスが入った「ゴールデンミルク」の作り方は?(写真:Olena Rudo/PIXTA)

久しぶりの行動制限のない夏がやってきて、外出する機会が増えたせいでしょうか。「やせる漢方薬はないの?」と聞かれることも多くなり、ダイエットに関する相談が増えてきました。

今回は漢方とダイエットについて解説したいと思います。

東洋医学的に見た「太る原因」

漢方では、私たちの体は、生命エネルギーである「気(き)」、体に栄養を与える「血(けつ)」、潤いを与えて熱の溜まりすぎを防ぐ「水(すい)」という3つの要素で成り立っていると考えています。

車に例えれば、気はエンジン、血はガソリン、水はラジエーターの水、となります。どれが欠けても車が動かないのと同様に、体も気血水のバランスが崩れると不調が表れます。

気血水の流れがよいと太りもやせもせず、その人に合った体型、体重を保つことができます。しかし、何らかの理由で気血水のバランスが崩れると、太ってしまったり、あるいは極端にやせてしまったりするのです。

1人ひとり最も活動的で気力も充実する適正体重は異なりますが、急に太ったりやせたりした場合は、体の異常を表すサインなので要注意です。

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