「食べなくても太る」を解決、漢方の体質別減量法 ダイエット効果をUPさせる「2つのスパイス」

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漢方ではカロリーだけではなく、体質に合わない食材をよくないものと考えます。コーヒー1日1〜2杯程度なら問題ありませんが、水代わりに飲むのは控えてほしいと思います。

おすすめのツボは百会(ひゃくえ)です。ゆっくりと5回押します。夏はツボのあたりを保冷剤で冷やしたり、霧吹きで水を吹きかけたりするのもおすすめです。

頭頂部より少し後ろにあるツボ(イラスト:ナミッコ/PIXTA)

血太り:血流が悪く、がっちり固太り

□ あざができやすい
□ シミやクマ、そばかすが多い
□ 痔がある
□ 肩がこりやすい
□ ニキビができやすい
□ 頭痛になりやすい
□ 冷えのぼせがある
□ 赤ら顔

血の巡りが悪く滞りやすい、女性に多いタイプです。

血が滞る状態を瘀血(おけつ)といいますが、瘀血があると血の巡りが悪くなるので、必要な栄養素が体の隅々まで行き渡らなくなります。また、老廃物の排出も滞るため、そこから余分な成分が吸収されて太りやすくなります。

まずは血流をよくすることが、ダイエットの基本となります。

冷えがあれば温めます。食べすぎや消化の負担になるような食べ物(脂の多い肉、揚げ物、ファストフード、生クリームなど)は控えたほうがいいでしょう。

おすすめのツボは、血海(けっかい)です。気持ちよい強さで押します。

ひざのお皿の内側の上、指3本分にあるツボ(イラスト:ナミッコ/PIXTA)
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