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脱・年功序列、ヤマハ発動機は20代でも管理職に。ホンダは「イノベーション職」を創設

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ヤマハ若手社員の打ち合わせの様子
技術やサービスのイノベーション活性化には若手人材の活躍が欠かせない(写真:ヤマハ発動機)

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仕事量と責任は激増、なのに賃金上昇は限定的。管理職の仕事の“罰ゲーム化”が深刻になっている。本特集では、そのわなから抜け出すためにできることを徹底解説する。

重厚長大、終身雇用、年功序列。日本企業の象徴であるキーワードをそのまま体現してきた自動車業界だが、100年に一度の変革期を迎える中でその流れも大きく変わりつつある。

年功序列制度を廃止

ヤマハ発動機は2025年1月に従来の年功序列制度を廃止した。昇格の条件であった在級年数を撤廃し、考課対象年数を短縮。上司の承認があれば、飛び級昇格も認める制度に改めた。「総合職」や「業務職」、「製造職」で分けていた職類も「一般職」で統合。能力等級も統一し、個人の希望や能力に合わせてキャリアを形成できるよう促す仕組みにした。

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