
(写真:metamorworks / PIXTA)
仕事量と責任は激増、なのに賃金上昇は限定的。管理職の仕事の“罰ゲーム化”が深刻になっている。本特集では、そのわなから抜け出すためにできることを徹底解説する。
AI(人工知能)が管理職の業務を支援する取り組みが始まっている。
PeopleX(ピープルエックス)|部下のメンタルもチェック
対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」をはじめとするAIを活用したソリューションを展開するベンチャーのPeopleXは、人事業務の自動化AIエージェント「HR Operator」を開発した。採用から育成・評価・配置まで全人事領域で、AIエージェントが業務の自動化を実現する。導入企業特有の評価基準や業務フロー、価値観、過去の人事研究データを基にカスタマイズした示唆を与えられるのが特長だ。
「マネジメント領域においては、会議の書き起こし内容やチャットサービスの内容、スケジュール、CRMなど各種データソースをAIエージェントが集計。業務リポートを作成する」と話すのは、CEOの橘大地氏だ。
週次など任意の期間でリポートを出し、業務の割合やサマリー、各種業務の成果・改善点、評価など、部下の仕事ぶりを可視化。業務負荷と健康状態、モチベーション、会社満足度、退職リスクも数値化する。まさにAI上司と呼ぶにふさわしいツールである。

AIエージェントが大量のデータを集計し、業務リポートを作成する(画像:PeopleX)
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