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イーロン・マスクが突然、「アップルを訴える」と脅す理屈。xAIがアップストアでNo.1アプリになれないのは優遇措置のせい?

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xAIを手がけるイーロン・マスク氏(写真:Eric Lee/The New York Times)

イーロン・マスクは8月11日、自身のAI企業の主な競争相手であるオープンAIに対してアップルが優遇措置を与えていると主張。「明白な反トラスト法(独占禁止法)違反」で訴えると脅した。

マスクのAI企業、xAI(エックスエーアイ)は先月、チャットボット「グロック」の新バージョンをリリースした。マスクは最近、自身のソーシャルメディアプラットフォーム「X」で、グロックがアップルのApp Store(アップストア)でランキング上位を獲得していると自慢する投稿を行っていた。

ところが8月11日になると、アップルが意図的にオープンAIを優遇していると投稿し始めた。アップルはオープンAIと提携し、オープンAIのチャットボット「チャットGPT」をアップル製品に統合している。

「訴えてやる」と脅すマスクの習性

「App Storeよ、Xは世界でナンバー1のニュースアプリであり、グロックは全アプリ中5位なのに、どうして『マストアプリ(必須アプリ)』セクションに載せようとしないのか」「裏で操作しているのか」とマスクは投稿した。

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