
オープンAIのお家騒動、マスクによる同社の提訴…、AIを取り巻く環境には暗雲が漂う(写真:Getty Images)
「チャットGPT」を展開するオープンAIのサム・アルトマンCEOとテスラのイーロン・マスクCEOへの注目が一層高まっている。マスクがオープンAIとアルトマンらを提訴したのだ。マスクはオープンAIが人類への貢献を優先するという創設時のミッションを無視していると主張し、同社への多額の寄付金を返還するよう求めた。
アルトマンは、2023年にオープンAIのCEOの座を追われ、数日後に舞い戻るというドタバタ劇を展開した。今年3月初めには取締役としても返り咲いた。
一方のマスクは、旧ツイッター(現X)買収後の右往左往した運営で何かと世間の耳目を集めてきた。彼はオープンAIの共同創業者の一人だが、運営方法をめぐり対立、18年に身を引き、23年には自身のAI開発会社を設立した。
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