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週1回30分・ヤフー流の1on1を試してみる。いま企業の間で注目されるミーティングの進め方

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1on1で対話する上司と部下のイラスト

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40~50代のビジネスパーソンにとって、部下との「会話力」は組織内で生き残るための必須条件だ。本特集「最強上司の会話力」では、現状打破へのヒントを余すところなくお届けする。

1on1とは、上司と部下が定期的に行うマンツーマンのミーティングのことだ。

一般的には業務の進捗の確認、人事評価に関する面談をイメージするが、私は前職であるヤフー在籍時から、「部下の成長を促す」マネジメント手法として普及に努めてきた。原則週1回30分、業務として行う部下のための時間であり、上司のための場ではないのが特徴だ。部下の成長によって会社が成長するサイクルを回すための、コミュニケーションである。

経験や知識において部下よりも優秀な上司が忙しい合間を縫って時間をつくり、一方的に指示を与える場と受け止めている上司もいるだろう。部下の成長のためという目的は同じかもしれないが、ヤフーの1on1では部下が求める答えを上司が一緒になって探し、成長をサポートするというのが大きな違い。

部下が何かを考えているときの壁打ち相手になったり、「こんな考えもある」と示したりするのが理想的だ。面談や指示の時間になっているなら、意識を変えることから始めてほしい。

部下を理解する時間

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