多様性時代の「5タイプ別」部下への対応術 ”年上の部下”や”外国人”をどう指導する? 外国人にはたった4つの言葉で「売上1.3倍」に

「年上の部下」は「ポジションの違い」に焦点を当てる
バブル経済の崩壊、リストラの拡大、ビジネスのグローバル化による競争の激化、AIの登場などを背景に、思わぬ早さで進んだ年功序列システムの崩壊。
その結果、かつての日本企業では決してあり得なかった「年上の部下」を持つ、という事態が、今では少しも珍しいものではなくなりました。
では、年長の人間が部下となったとき、上司はいったいどのように部下を指導すればよいのでしょうか?
もっとも大切なのは“上司と部下=上下関係ではない”という発想ではないか。私はそう考えています。
つまり両者の間にあるのは“チームをまとめ、指示を出す人”と“現場で働いて成果を上げる人”という、ポジションの違いでしかないということ。“それぞれの長所を生かした配置がされているのであって、立場は同等なんだ”という姿勢で取り組むことで、指示や指導をする際の“迷い”が払拭できることでしょう。
「〇〇さんは現場をお願いします。何か問題や課題が見つかったら、すぐにフィードバックしてください。調整や環境整備などは、私が責任持ってやりますから」
たとえ口には出さなくても、こういう気持ちを持って接すれば、同じプロ同士、それぞれの業務をスムーズに遂行できるはずです。
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