「パワハラ認定」されかねない、上司のNG言動15選 本人の「自覚のなさ」がトラブルにつながる

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「自分がパワハラ上司かどうか」ということに気づくのは難しいという(写真:kouta/PIXTA)
自分がパワハラ上司かどうか、ということに気づくのは難しく、無自覚に不適切な言動をしている可能性もあります。パワハラが起きる背景や行為者の置かれている状況を踏まえ、チェックリストを用いてパワハラ防止のポイントを解説します。『企業実務』の記事を再構成し、坂本直紀社会保険労務士法人の特定社会保険労務士・中小企業診断士、坂本直紀さんが解説します。

パワハラが生じる背景と「6つの類型」

(1)法律上のパワハラの定義

まず、法律上のパワハラに関する定義を確認します。

労働施策総合推進法において、職場におけるパワハラとは、図表1の①から③のすべての要素を満たすものを指します。

(出所:『企業実務11月号』より)

※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

そして、厚生労働省の指針では、パワハラの代表的な類型として、図表2の6つを挙げています。

(出所:『企業実務11月号』より)
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