塾なしで東大合格、経験者が語る「絶対にしない」4つの習慣とは? 成績が伸び悩むなら「やめてみる」価値あり、勉強版"四毒抜き"
現代は、驚くほどたくさんの勉強法であふれています。書店に行けば「最強の勉強法」が並び、SNSを開けば「偏差値が爆上がりするテクニック」が次々と流れてきます。
しかし、通信制高校に在学して塾にも通わず、完全独学で東大に合格した私がずっと大事にしてきたのは、実は「何をするか」よりも「何をしないか」を決めることでした。東大に合格したのは、根性や特別な才能があったからではありません。「やらない方がいい習慣」を早めに手放していったからです。
少し前に栄養に関する“四毒抜き”が話題になりました。勉強にも実は「毒」になることがあると私は考えます。ついやってしまいがちな、じわじわと学習効率を下げていくような習慣です。では「勉強版・四毒抜き」として、私が東大受験のときに意図的にしなかった4つのことを紹介します。
“何をしないか” が大事【毒1:休憩でスマホを見る】
休憩時間にスマホをいじって、そのまま勉強に戻ってこられなくなる――。そんな生徒を、私は何人も見てきました。
そもそも考えてみてほしいんです。休憩って、何のための時間でしょう? 脳を休ませるため、ですよね。では質問を変えます。スマホって、本当に「休み」になってますか?
動画、SNS、ゲーム、通知……スマホを開いた瞬間、脳には勉強以上の情報が一気に流れ込んできます。そう考えると、「休憩=スマホ」って、ちょっと変な組み合わせですよね。
とはいえ、スマホをいじると、たしかにスッキリした感じがする。じゃあ、この「疲れたからスマホで休むと楽になる」という感覚の正体は何なのか。



















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