英検取得せず難関大学受験は戦略上ほぼ“あり得ない”
先週、「令和に都心と地方の教育格差が広がっているのはなぜ?」、という記事を出し、多くの反響をいただきました。その中で多くの人から驚きの声が上がったのが、英検取得率の違いです。自分は、英検取得率の地域別格差が、教育格差の状況を表していると考えています。今回の記事ではそのことについてお話しさせてください。
まず前提として、2020年の教育改革以降、英検の価値は大きく変わっています。昔は、ただの外部試験として見られることが多く、はっきり言って「取っておいても損はない」くらいの資格でしかありませんでした。別に取らなかったからといって大学受験において大きなディスアドバンテージにはならなかったのが「英検」でした。
しかし令和の時代は違います。英検を取っていれば大学の一般受験において加点がされたり、英語の試験が免除されたりします。早慶やGMARCH・関関同立の大学は一般入試で加点される大学・学部も多いですし、国公立大学でも、準1級以上を取っていれば一般受験で英語の試験が免除され、それだけで満点として換算されるような大学も登場しています(例:秋田大学)。



















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