(写真:Luce/PIXTA)
年末年始3号連続企画の第2弾。「日経平均株価5万円」の先をどう読むか。本特集では金・債券・ビットコイン・プライベート資産を含め、2026年のマネーの行方を展望する。
長期成長への種まきとなるのが設備投資だ。目先では償却費の負担が増えても、将来の収益拡大につながりうる。
新たな収益柱の確保を急ぐ
増加率1位は小野薬品工業。米アイオニス社から真性多血症(血液がんの一種)治療薬の開発・販売権を取得し契約一時金として2.8億ドルを支払ったことで無形資産への投資が急増する。抗がん剤「オプジーボ」の特許切れが迫る中、新たな収益柱の確保を急ぐ。
2位は有機化合物の受託研究・開発・量産を手がける神戸天然物化学。特定顧客向けバイオ医薬原薬の開発拠点を建設中だ。
3位は設備工事のきんでん。関電などと大阪府泉南郡に国内最大級の蓄電所を開発しており、28年2月の商用運転開始を計画する。
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