
暗号資産の代表格であるビットコインの価格が1BTC10万ドルを挟んでモミ合っている。5月に一時11万ドルの史上最高値に乗ったが、以降、上値が重くなった。
あるアナリストによれば、ビットコインには「8万ドルの砦」があり、すぐ下には“真空地帯”が控えているという。8万ドル周辺で強い需要があるが、7.9万ドルから7万ドルの間では出来高が極端に薄く、相場が一方向に走りやすい。仮に下抜けすると一気に7万ドルくらいまで急落するというのだ。
幸いにも、今は10万ドルを割ると買いが入り、急落は避けられている。目先の懸念は何よりイスラエル・イラン紛争の行方だ。ただ、地政学リスクに対しては過去、“初動で下げてからの反発”というのが、暗号資産で多くみられたパターンだった。
長期的には、ビットコインは激しい浮沈を繰り返しながらも、上昇基調を描いている。同じような値動きは、イーサリアムやBNB、トロンなど、ビットコイン以外の暗号資産(アルトコインと総称される)にもみられる。
10人に1人が口座を持つ
国内の暗号資産の設定口座は1229万。10人に1人が持っている計算だ。2019年4月末の286万口座から4.2倍に膨らんだ。
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