週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」と迷う人の「スタートアップ転職×副業」術

「大企業を辞めた!」転職に踏み切る人、3大動機 30歳「真面目な日系大企業勤務」が続々…訳は?

7分で読める
  • 藤岡 清高 「スタートアップ転職・副業のプロ」アマテラス代表取締役CEO
2/4 PAGES

まずひとつめは、「知り合いが起業や転職をして、関心を持った」パターンで、大多数がこのような人たちです。

「大企業のエンジニア」から「スタートアップCEO」へ

【動機①】知り合いが起業や転職をして、関心を持った

大企業からスタートアップへ転職し、特に活躍している人物のひとりが、Kudan株式会社代表取締役CEOの項大雨(こう・だいう)さんです。

中国生まれ日本育ちの項さんは、東京大学で機械工学を学びました。それを活かせる場所としてトヨタに入社し、ガソリンエンジンのエンジニアをしていました。

しかし世の中に大きな変化が起きていく中で、「ガソリンエンジンという『枯れつつある技術』のエンジニアでありつづけることが楽しいのだろうか」と迷いが生じます。

そんなとき、知人が大手自動車メーカーのエンジン技術者として勤めたあと、戦略コンサルティングファームに転職し、その後、スタートアップ企業の経営幹部になっていたことを知ります。

「そういうキャリアパスもいいな」と思ったことがきっかけとなり、項さんも転職を決断。

マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、アマテラスからの紹介で、AP(人工知覚)というコア技術を有する「Kudan」というスタートアップへCOO(最高執行責任者)として参画しました。そして2020年からは、Kudanの代表取締役CEOを務めています

【動機②】「大企業の閉塞感」に不満・不安を感じている

ふたつめの動機は、「大企業の閉塞感に不満・不安を感じている」というケースです。

5~7年ほど勤務し、社内でそれなりに評価されているし、同期の中ではトップグループにいる。でも、上司や先輩の姿を見て「自分のなりたい姿ではない」と感じ、将来に面白みを感じられなかったり「このままではいけない」と危機感を覚えたりしている……という人が多いのです。

次ページが続きます:
【「レガシー産業」にいる若手の焦りとは?】

3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象