あなたが働く「内的動機」は何?
仕事にやりがいを「感じられる人」と「感じられない人」。両者の違いは何でしょうか?
実は、仕事で「何に」やりがいを感じるのかは人によって違います。
私たちはそれぞれ「内的動機」というものを持っています。ここでいう「内的動機」とは、心理学的にその人が内部に持つ固有の特性のことです。
たとえば同じ仕事をするのでも、
★人から感謝されたい(感謝欲)
★目標を達成したい(達成欲)
★競合相手に勝ちたい(競争欲)
といった動機は、人それぞれ違うものです。
内的動機は「自分らしさ」を構成する重要な要素で、この「自分らしさ」にドライブされて発揮される能力は「自分の強み」になります。
「自分の強み」を使って仕事をすれば、仕事は「主体的」「自律的」になりやすいものです。同時に「やりがい」を覚え、ストレスを感じにくくなります。
「物理的に豊かになること」が社会の大きな流れだった高度成長期には、仕事の結果として得られる「給料」や「出世」などが人々の満足の源でした。
それがいまでは、お金や社会的地位ではかれる「外的仕事満足」より、「やりがい」や「自己成長」などから得られる「内的仕事満足」が、働く人々にとって重要になってきています。
一定の軸を使って外的な物差しではかれる「外的仕事満足」と異なり、「内的仕事満足」の物差しは1人ひとり異なります。したがって、自分自身ではかるしかありません。
次のページからは「仕事にやりがいを『感じられる人、感じない人』の4つの差」を具体的に紹介していきましょう。
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