「予備自衛官補」の訓練、ど素人が受けた驚く感想 「仕事のスキル」と共通点が多く…超意外な発見

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横須賀中央駅からバスに揺られること30分弱、三浦半島の西側の海に面した武山駐屯地(写真:筆者提供)
49歳で外資系証券会社を退職後、一念発起して自衛隊未経験ながら「予備自衛官」になるべく英検1級を取得し、予備自衛官補(技能)の出願資格を獲得し、試験にも無事合格。
社会人になって一度も日本の会社で働いたことのなかった筆者が、日本で最も規律の厳しい組織のひとつである自衛隊で受けた訓練とは、いったいどのようなものだったのか。
実際に駐屯地の隊舎に缶詰になって訓練を体験した民間人でないとわからない、自衛隊での訓練内容と隊舎の中で見える風景とは――。
*この記事の前編:「2週間の”ガチ訓練”で「予備自衛官」になってみた

自衛隊での生活が「むしろ心地よく」感じられた理由

10日間の訓練中は、10畳ほどの居室の中で、下は20代前半、上は50代半ばの仲間とずっと共同生活

自分のスペースといえば2段ベッドの下の段、およそ1畳のみ。コロナ対策のため薄い透明のビニールシートが吊り下げられているだけで、視線を遮るものは何もない。

一緒の班にいた一番年少は20代前半の衆議院議員の私設秘書、一番年長は50代半ばの医師兼医療法人理事長だった(写真:筆者提供)

プライバシーというものがほぼ存在しない空間にこんなに長くいたことは、もしかしたら50年の人生の中で初めてだったかもしれない。

そしてもうひとつほぼ存在しなかったのが、「選択の自由」だ。

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