東大ママも直面!育休明けの「ジレンマ」

最高にモヤモヤする「4月復帰直前」対策

・長期的なキャリア展望が描けない。残業前提の今の職場では、永遠に「2級市民」扱い。脱出したいけどできない。
・労働環境がチームのメンバーに左右される。現在はチームメンバーに恵まれているが、2人目出産後、そのチームに戻れる保証がなく悩んでいる
・PCで在宅勤務はできるが、夜飲みに行くコミュニケーションがとれなくなり、チームのメンバーとインフォーマルなコミュニケーションがとれなくなる不安がある。

この背景には、日本の多くの企業が「専業主婦を妻に持つ男性社員」を前提としてきたのに対し、第3回の記事で書いたように東大ママの夫は決して「専業主夫」ではなく、妻よりさらにハードワーカーだったりして、結局、育児のほとんどを妻が担う状況があります(なんでこうなってしまうかについては、東大ママ門立ち上げ人・中野円佳『「育休世代」のジレンマ』の8章あたりを読んでくださいね!)。

世間(政府)は最近、女性たちに対し、早く産め、働け、育てろとウルサイですが、実際にキャリア形成期に産んでも展望が描けるような働き方を一度想像してみていただいて、それから言ってほしいものです(企業によっては男女ともに早期に成功体験や海外での経験を積ませようとする企業が出てきていますね)。

とは言っても、社会はすぐには変わってくれないので、このようなモヤモヤを抱えやすいということを知った上で、どうしたらその罠にはまらずに済むかも考えてみたいところ。続く後篇では、すでに復帰を経験した東大卒ママたちからのアドバイスを掲載していきたいと思います!

※この記事の後編は、3月16日(月)に公開予定です。

キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 今見るべきネット配信番組
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 森口将之の自動車デザイン考
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ついに上場廃止、大塚家具の末路
ついに上場廃止、大塚家具の末路
日本初、「工場を持たない」EVメーカー誕生の衝撃
日本初、「工場を持たない」EVメーカー誕生の衝撃
日本人に多い「腸を汚すフルーツの食べ方」4大NG
日本人に多い「腸を汚すフルーツの食べ方」4大NG
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
2050年の中国<br>世界の覇者か、落日の老大国か

米国と並ぶ超大国を目指す中国。しかし中国の少子高齢化はこれまでの想定を超える速さで進行しています。日本は激変する超大国とどう付き合うべきか。エマニュエル・トッド、ジャック・アタリ、大前研一ら世界の賢人10人が中国の将来を大胆予測。

東洋経済education×ICT