この背景には、日本の多くの企業が「専業主婦を妻に持つ男性社員」を前提としてきたのに対し、第3回の記事で書いたように東大ママの夫は決して「専業主夫」ではなく、妻よりさらにハードワーカーだったりして、結局、育児のほとんどを妻が担う状況があります(なんでこうなってしまうかについては、東大ママ門立ち上げ人・中野円佳『「育休世代」のジレンマ』の8章あたりを読んでくださいね!)。
世間(政府)は最近、女性たちに対し、早く産め、働け、育てろとウルサイですが、実際にキャリア形成期に産んでも展望が描けるような働き方を一度想像してみていただいて、それから言ってほしいものです(企業によっては男女ともに早期に成功体験や海外での経験を積ませようとする企業が出てきていますね)。
とは言っても、社会はすぐには変わってくれないので、このようなモヤモヤを抱えやすいということを知った上で、どうしたらその罠にはまらずに済むかも考えてみたいところ。続く後篇では、すでに復帰を経験した東大卒ママたちからのアドバイスを掲載していきたいと思います!
※この記事の後編は、3月16日(月)に公開予定です。
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