HRプロ株式会社
前回は、就活、採活における就職ナビの役割について論じてみた。しかし、就職ナビは万能ではない。「就職ナビではコンタクトが困難だと感じる大学」が存在する。一般的に旧帝大クラス、早慶クラスなどの偏差値上位校はコンタクトしづらい。そしてどんな大学であっても文系より理系へのコンタクトが難しい。ただし、ここでの「コンタクトの困難さ」とは、「反応(プレエントリー)を獲得する困難さ」と同義にとらえてほしい。この「コンタクト困難層」には大手企業にとってぜひ欲しい学生がいる。メーカーの場合はなおさらだ。そこで企業はコンタクト困難な大学層を「ターゲット大学」として設定し、特別な対策を採っているケースがある。
要するに就職ナビで集まる大学の学生は、Webテスト、エントリーシートなどでふるいにかけるが、なかなかコンタクトできない学生に対しては、別の施策を講ずるのだ。
●ターゲット大学を設定するのは3分の1、設定企業の9割以上が30校以下
図表1【ターゲット校を設定している企業】
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/d/4/570/img_d4412e873ce79739f1c72373b782e9b03719.gif)
図表2【ターゲット校の数】
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/c/1/570/img_c1439449ccd32b43d7e4dc22ab7c5c334412.gif)
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