混同多発!「many」と「a lot of」は同じじゃない

ネイティブはこう使い分けている

今回はmanyとmuch、a lot ofなど、数量を示す表現に隠されたニュアンスを取り上げます(写真:Dmytro Varavin/iStock)
この記事の画像を見る(3枚)

mustとhave to、startとbeginなど、学生時代に同じ意味だと習った英語表現、ざっと思いつくだけでもけっこうありますよね。テストや授業などで、書き換え問題としてよく出されませんでしたか。

この連載の一覧はこちら

当時、一生懸命覚えたこれらの表現や文法。実際の会話でも同じ意味として使えるときもありますが、場面や文脈、微妙なニュアンスの違いによって使い分けが必要なときも意外に多いのが実際です。

今回はそんな表現の中から、皆さんも使う機会の多いmanyとmuch、a lot ofなどの数量を示す表現を取り上げます。

ちょっとだけ想像してみてください。緊急事態宣の解除に伴い、ここのところ街や電車に人が増えてきましたが、この状況でたくさんの人を見たとき、皆さんだったら英語でWow, there are many people!(うわ、人が多いね!)と言いますか、それともWow, there are a lot of people!(うわ、人がいっぱいいるね!)と言いますか。知らないうちに、意図せぬニュアンスを相手に伝えているかもしれませんよ。ではさっそく、これらにどんなニュアンスの違いがあるのか、一緒に見ていきましょう。

まずは基本文法の復習を

「たくさん」という意味を表す単語やフレーズはいくつかありますが、修飾する名詞の種類によって使い分けのルールが決まっています。まずは、修飾したい名詞が可算名詞(数えられる名詞)なのか、不可算名詞(数えられない名詞)なのかをチェックしましょう。それによって使える数量表現が異なります。

a lot ofやlots ofは可算名詞にも不可算名詞にも使える便利な二刀流。これは気軽に使えそうですね。

I bought lots of things.(いっぱい買っちゃった)〔可算〕
We have a lot of time.(時間はたっぷりあるぜ)〔不可算〕

a lot ofとlots ofはどう違うのか気になった方もいるかもしれませんね。こちらは後ほど説明いたします。

次ページmanyとmuchの使い方
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • グローバルアイ
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • 最新の週刊東洋経済
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT