manyとa [large / good] number ofは可算名詞に使います。
Okinawa has a [large / good] number of DUI arrests.(沖縄県では、飲酒運転検挙件数が多いです)〔可算〕
muchとa [large / good] amount of、a [good / great] deal ofは不可算名詞に使います。
A [large / good] amount of capital is being invested in these projects.(これらのプロジェクトには大量の資本が投入されています)〔不可算〕
Some researchers expressed a [good / great] deal of skepticism about the results.(研究者の中には、その結果についてかなりの懐疑を示す者もいました)〔不可算〕
a [large / good] number ofやa [large / good] amount of、a [good / great] deal ofにはあまりなじみがないという方は、この機会に覚えておくと便利です。ビジネス会話やニュース記事などで見聞きすることが多いです。
ちょっとだけやっかいなのが、a [large / good] amount ofやa [good / great] deal of。これらは、本来は不可算名詞に使うものなのですが、ネイティブでも可算名詞に使用することがあります。a large amount of peopleやa good deal of problemsのように可算名詞と一緒に見聞きしても、驚かないようにしてください。
フォーマル度の違い
名詞の種類の違い以外にも、使用するときに知っておいてほしいポイントがあります。これはニュアンスにも関わってくるところです。先ほど紹介した表現は、可算名詞と不可算名詞のどちらを修飾するのかということだけでなく、フォーマル度によっても使い分けをすることがあります。一緒に表で確認していきましょう。
lots ofやa lot ofはくだけた表現で、日常会話でよく使われます。使用方法は基本的には同じだと思って構いませんが、lots ofのほうがa lot ofよりもさらにくだけた感じに聞こえます。それに比べるとmanyとmuchは硬めの響きですが、会話でも書き言葉でも使うことができます。a [large / good] number ofとa [large / good] amount of、a [good / great] deal ofはフォーマル度が高い表現ですので、形式ばった文章で書き言葉として使うことが多いです。口頭で使うのは、プレゼンテーションなどのフォーマルなスピーチなどがほとんどですね。先ほどの例文は、フォーマル度の違いを反映しながら書いてみましたので、見直していただくとイメージをつかむのによいかもしれません。
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