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YKKがパナ住宅設備会社を買収、売上高1兆円級へ。LIXILの苦戦を超えて、窓と水回りのシナジーを生み出し、業界再編の呼び水となるか。

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新築住宅が減少する中、住宅設備メーカー各社はリフォーム市場に生き残りをかけます(イメージ写真:MediaFOTO/PIXTA)

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国内市場縮小やグローバル競争激化、テクノロジーの進化など、環境変化の波が大きくなる中、各業界でM&Aや事業統合、提携が相次いでいる。本特集では『会社四季報 業界地図』と完全コラボ。注目業界を中心に、再編の歴史を踏まえながら最新動向と今後の見通しを解説・予測する。

2025年11月、住宅設備業界に激震が走った。窓大手のYKK APを傘下に持つYKKが、パナソニック ホールディングス(HD)から住宅設備大手「パナソニック ハウジングソリューションズ(パナハウジング)」の株式を取得すると発表したためだ。

中間持ち株会社を通じて、26年3月までにYKKがパナハウジングに8割出資する。YKK APとパナハウジングの売上高は単純合算で1兆0411億円(24年度)で、巨大な住宅設備グループが誕生することとなる。

住宅の新設戸数はピークから半減

住宅設備メーカーは文字どおり、戸建てやマンションといった住宅に欠かせないキッチンや窓、トイレ、バスルーム、内外装材や給湯機器などを手がける。

その主要な販売先である、国内の住宅市場は縮小が止まらない。ピークだった1989年度の新設住宅着工戸数は167万戸に上ったが、2024年度には81万戸へと半減。とくにYKK APが得意とする窓やサッシは新築住宅向けのボリュームが大きく、ひときわ危機感が強い。

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