どこの職場にもいる、「働かないオジサン」――若手社員の不満が集中する彼らは、なぜ働かなくなってしまったのか? 「どこの職場にもいる」ということは、何か構造的な問題が隠れているのではないか? ベストセラー『人事部は見ている。』の筆者が、日本の職場が抱える問題に鋭く迫る。
※ 本連載が、単行本になりました。
『人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人』(税込み1404円)。
働かないオジサンが生まれる構造的な要因を特定し、その要因を避けて何歳になっても成果を出す「4つの働き方」を解明。さらに「働かないオジサンにならない7カ条」もついた、「働かないオジサン」研究の集大成です。
本連載の第7回「何割の人が『働かないオジサン』になるのか」で述べたように、若い頃どんなに優秀でも、8割は働かないオジサンになる。一方で、少数ではあっても、イキイキと働くオジサンがいるのも事実である。
どうすれば中高年になってもイキイキ輝いて働くことができるかについて、私は多くのサラリーマンに取材をしてきた。彼らの働き方を整理すれば、下の表のとおりである。
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