「ルールを作れるおじさんが好き」な一橋美女

星野真里似のエリート美女の「ハウスワイフ2.0」

『ハウスワイフ2.0』という本が話題になっているらしい。ハーバードやエールといった一流大学を出て得た投資銀行などの職を捨て、専業主婦になるアメリカの若い女性たちの実像を紹介している。日本でもアメリカでも男性が同じことをしたら、「せっかくいい大学を出ているのにどうして外で働かないの?」と各方面から後ろ指をさされそうだ。人生の選択肢が多い女性がちょっとうらやましい。

村岡千代さん(仮名、30歳)は、一橋大学を卒業し、大手外資系金融機関で5年間勤務した後、専業主婦になって3年目になる。日本版の「ハウスワイフ2.0」だ。どんな経歴を歩み、なぜ「家に入る」という決断を下したのだろうか。

初対面の主婦を夜の食事には誘いにくい。東京駅前のホテル龍名館東京内にある「花ごよみ」のランチを予約した。担当編集者の伊藤くん(26歳)と部屋で待っていると、ショートカットにミニスカート姿のかわいらしい女性が登場。誰に似ているとも言いがたい。後ほど本人に聞くと、「髪型が女優の星野真里に似ていると言われたことはあります。あくまで髪型ですよ~」と言いにくそうに回答。賢そうで愛嬌もある顔立ちも、少し似ていると思う。

「田舎の学校だったので、のんびりした雰囲気でした。めっちゃ勉強したことはないですよ」

「マーケットは繰り返す」が持論。「経済史だけは学生時代にもっと真面目に勉強すべきでした……」

東海地方にある私立高校出身の村岡さんは、受験生時代をさらりと振り返る。あー、地頭のよさをアピールするタイプなの? 「私、全然勉強してないんです」とか言いながら、陰では必死にやっていたりして……。「努力が得意です。勉強し過ぎで幻聴を聞いたこともあります」と素直に明かす山口さん(連載第4回参照)のほうが僕は好きだな。と、ダークな気持ちになりかけていると、村岡さんは言葉を続けた。

「医者になりたい人が多い学校だったので、医学部を目指さない人はのんびりしていたのです。姉と兄は都内の私立大学に通っていたので、親からはもうおカネがないので国立大学に行くように言われました。姉と兄が一緒に住んでいる中央線沿線のマンションに住むことも上京の条件です。そのマンションから通えて経済学部がある国立大学といえば、東大と一橋しかありませんよね。(受験に)社会2科目の東大は無理なので一橋にしました」

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