何割の人が「働かないオジサン」になるのか?

これが、オジサン社員の4類型だ!

どこの職場にもいる、「働かないオジサン」――若手社員の不満が集中する彼らは、なぜ働かなくなってしまったのか? 「どこの職場にもいる」ということは、何か構造的な問題が隠れているのではないか? ベストセラー『人事部は見ている。』の筆者が、日本の職場が抱える問題に鋭く迫る。
入社式の様子。30年後もイキイキと働いているのは、何割なのか。(写真はイメージ。撮影:尾形 文繁)

なぜ30年でこんなに変わってしまうのか?

2月も半ばになって、ビジネス街にも就活生の姿をよく見かけるようになった。若手社員と年齢は大して違わなくても、スーツの着こなしからだろうか、就活生は一目でわかる。私が採用の責任者を務めていたときに、「キラキラした目の輝きに出会うために採用を手伝っている」と語っていた課長のことを思い出す。彼はいくら仕事が忙しくても、学生に対する面接依頼に応じてくれた。

また、新入社員研修でも、彼らのほぼ全員がイキイキした姿を見せてくれる。

しかし、30年経つと、当時の意気込みのある姿勢を維持できている人は少ない。加齢のためと言えばそれまでだが、50代はまだまだ元気なはずだ。私も50代後半であるが、気分だけでいえば若いときと同じだ。

年に1度集まる同期会でも、時の経過を感じることがある。若手社員の頃は、仕事の話が中心で、失敗したことを話して慰め合ったり、互いにライバル心を燃やしたりしたこともあった。ところが50代後半になると、終の住処や親の介護の話が中心だ。それはまだいい。人は年を経るにつれて、ライフスタイルも変わるものだからだ。しかし、ここまで活力を失ってしまうのは、どうしてだろうか。同年代のフリーランスに比べても、50代の会社員には精彩のない人が多い。

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