子育て世代の流入が激しい
江東区は荒川と隅田川にはさまれた地域で、区北部を除く部分は江戸時代以降に埋め立てられた土地です。
23区で6番目に面積が広く、古くからの下町、オフィス街、商業地、高層マンション群、工業地域などなど新旧さまざまな街並みがあり、臨海部は緑地や水路が特徴的な風景になっています。
江東区はマンション開発等による若い世代の流入が進んでおり、とくに豊洲地域は今後も人口の増加が予測されています。
入園決定率…83.5%(主要89自治体 *平均77.5%)
園庭保有率…52.4%(主要98自治体 *平均71.8%)
中間的な所得階層の1歳児保育料…3万3700円(主要98自治体 *平均3万0587円)
*首都圏の主要市区、政令指定都市100市区が調査対象だが、有効回答数は指標・年度によって異なる
【2020年12月14日14時05分追記】初出時、保育料の数字の一部に誤りがありましたので修正しました。
まずは入園決定率から見ていきましょう。
保育園を考える親の会では、毎年、首都圏の主要市区と政令市の100市区について「100都市保育力充実度チェック」という調査を行っています。その中で、認可の保育(認可保育園、認定こども園、小規模保育、家庭的保育等)に入園を新規に申し込んだ子どものうち何パーセントが入園できたかという数値「入園決定率」を算出しています。
国が発表している待機児童数は人口が多い自治体の数値が多くなり、「入れなかった児童数」からさまざまな数字を差し引いた数になっているので、実際の入園の難易度とはかけ離れたものになっています。「待機児童ゼロ」と発表した自治体でも、認可に申し込んでも入園できていない子どもはたくさんいます。
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