※石田勝紀先生へのご相談はこちらから
中学受験には、向く子と向かない子がいる
普段、中学受験に関して受けるご相談は多く、筆者が主宰する「子育て・教育勉強会Mama Café」でも相当数に上ります。
とくに首都圏では中学受験熱が高く、私学への進学は当たり前といった空気の地域も少なくありません。そんな中、子どもが中学受験に向いていないにもかかわらず、とにかく勉強させて受験させるという家庭も見られます。
筆者は20歳から子どもたちへの勉強指導を3500人ほど行ってきましたが、その多くは公立学校の子どもたちでした。またその後、東京の中高一貫の私立の経営者もやりましたので、私学がどのような世界で、またどのような子どもたちが私学に通っているのかということをよく知る立場にありました。
そうして公立の子、私立の子、それぞれに接してきて感じたことは、「中学受験に向く子と向かない子」がいるということです。ただし、誤解のないようにしていただきたいのは、「中学受験に向かない子=ダメな子、勉強できない子」ではないということです。中学受験を選択しようがしまいが、それが良い悪いという尺度とは何の関係もないということは、はじめにお伝えしておきたいと思います。
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