<次の生活習慣のいずれかに該当する>
→ ゲームをすることはまったく問題ないが、ハマりすぎると時間的メリハリがなくなり確実に勉強に影響を与えるため、中学受験を乗り切ることは大半の普通の子の場合、難しい
(ただし一部の天才的能力を持つ子はこれに該当しない)
<次のメンタルのいずれかに該当する>
→ ただし、本気で行きたいと言っている子は、間違いなく行動を起こすが、口先だけの場合は勉強という行動を起こさないため、行動に着目する
(好きなことが明確になっていて、それが私学で実現できる場合)
以上から見て、飯島さんのお子さんはいかがでしょうか。家庭教師をつけても、個別補講を行っても、勉強に意欲が出るどころか、逆効果になっている現状から判断すると、このままでは、中学受験どころか、勉強そのものに対する嫌悪感が強くなる可能性もあります。果たしてそこまでして中学受験をやらせる必要があるのかどうかを、今一度考える必要があるでしょう。
子どもが開花するタイミングを見きわめる
仮に、能力、生活習慣、メンタルの部分で上記のような子でない場合でも、親としては落胆する必要はまったくありません。いつ子どもが“化けて”いくかはわからないからです。
これまで筆者が指導してきた生徒の中には、小学校時代は勉強嫌いでも、中学に入って、コツコツやって地元のトップ公立高校に入学し、有名大学へと進学した生徒はたくさんいました。つまり能力の早咲き、遅咲きがあるということです。子どもに合った選択をしてあげればいいだけの話です。
最も大切なことは、現状の子どもに合った指導や進路であると思います。そうすれば、その段階からぐんぐん伸びていく可能性がぐっと高まることでしょう。
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