中学受験に向く子の「能力・生活習慣・メンタル」 家庭教師、個別補講にしても伸びない子は…

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<次の生活習慣のいずれかに該当する>

・ゲームにハマりすぎていない
→ ゲームをすることはまったく問題ないが、ハマりすぎると時間的メリハリがなくなり確実に勉強に影響を与えるため、中学受験を乗り切ることは大半の普通の子の場合、難しい
・日常、継続的に勉強する習慣がある
(ただし一部の天才的能力を持つ子はこれに該当しない)

<次のメンタルのいずれかに該当する>

・目標校がはっきりしていて「ここに行きたい!」と熱望している
→ ただし、本気で行きたいと言っている子は、間違いなく行動を起こすが、口先だけの場合は勉強という行動を起こさないため、行動に着目する
・個性が強い子
(好きなことが明確になっていて、それが私学で実現できる場合)

以上から見て、飯島さんのお子さんはいかがでしょうか。家庭教師をつけても、個別補講を行っても、勉強に意欲が出るどころか、逆効果になっている現状から判断すると、このままでは、中学受験どころか、勉強そのものに対する嫌悪感が強くなる可能性もあります。果たしてそこまでして中学受験をやらせる必要があるのかどうかを、今一度考える必要があるでしょう。

子どもが開花するタイミングを見きわめる

仮に、能力、生活習慣、メンタルの部分で上記のような子でない場合でも、親としては落胆する必要はまったくありません。いつ子どもが“化けて”いくかはわからないからです。

これまで筆者が指導してきた生徒の中には、小学校時代は勉強嫌いでも、中学に入って、コツコツやって地元のトップ公立高校に入学し、有名大学へと進学した生徒はたくさんいました。つまり能力の早咲き、遅咲きがあるということです。子どもに合った選択をしてあげればいいだけの話です。

最も大切なことは、現状の子どもに合った指導や進路であると思います。そうすれば、その段階からぐんぐん伸びていく可能性がぐっと高まることでしょう。

石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育評論家

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いしだ かつのり / Katsunori Ishida

1968年横浜生まれ。20歳で起業し、学習塾を創業。4000人以上の生徒に直接指導。講演会やセミナーを含め、5万人以上を指導。現在は「日本から 勉強が嫌いな子を1人残らずなくしたい」と、Mama Cafe、執筆、講演を精力的に行う。国際経営学修士(MBA)、教育学修士。著書に『子ども手帳』『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』、『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』ほか多数。

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