それでも子に勉強を教えたい親に必要な視点 知っておくときっと役に立つ3つの真理

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適切な教え方をしなければ効果は出ません(写真:よっし/PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

小学6年生の娘の相談です。中学受験を控え、日々塾通いが続いています。本人の希望で4年生からはじめた塾通いですが、なかなか、特に算数はよくわからないようで、最近では0点を取ってくることも。家でつきっきりで見ていると、「さっき教えたでしょ?」とか「このあいだも同じのやったのになんで?」とついつい言ってはならないことを言ってしまい傷つけてしまいます。
本人に勉強をしたいのなら中学受験用ではなくもっと基礎を学べるところへ行ってはと勧めてみるのですが、本人は受験を希望します。なぜそこまで受験にこだわるのかと聞くと、将来医師になりたいからで、そのためには中高一貫校に入ったほうがいいと聞いたからなのだそうです。
そのように将来の目標がすでにあることは大変立派だと感心するのと、娘は人間力があるというか、人が好きで誰かのお役に立てることを喜ぶタイプなので、そういう人がお医者さんになるのはとてもいいのかなと思うので、ぜひとも応援はしてあげたいのですが、肝心の学力が……。娘が「自分の頭はほかの人とは違って変わってる。みんなが数回でわかることが自分はわからない」と言います。それならやる回数を増やしてはと、つい単純に言ってしまうのですが、そこは小学生。やる気と行動が結び付きません。学校の勉強は問題なくついていけています。親にできる手助けはどんなことがあるでしょうか。
(仮名:石山さん)

親は指導のプロではない

娘さん、結構つらそうですね。志もあり、勉強する気持ちもあるのに、点数が取れないという状況では、それを応援したいと思う親もつらくなってきます。

実は、親が勉強を教えるということは、本来おかしい状況なんです。なぜなら、親は教師ではありませんし、家は学校ではないのですから。

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さらに自分の子どもとなると特別な感情が湧き出て、教えているはずなのに、いつしか怒っているという状態に変化したりします。それが高じると、親子関係が悪化することも少なくありません。もし他人の子に勉強を教えるのであれば、冷静になって子どもの気持ちを考えて教えるのに、わが子になるととたんに怒りだしてしまう。不思議ですよね。

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