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国語ができない1番の原因は
「国語ができない、読解力がない、本を読まない、どうしたらいいでしょうか?」この質問はかなりたくさん受けます。小学生の頃は、中学受験するケースを除き、ほどほどにごまかすことができるのですが、中学校に入ると、ほぼ全員が高校受験するため、国語にスポットが当たってきます。
でもよくよく考えてみてください。国語の勉強の仕方を教えてもらったこと、ありますか? 国語ができる人も、小さい時から本を読んでいたからできたというような感覚があるだけで、「読書量=国語力」で片付けられてしまっていることが少なくありません。
もちろん、読書はするに越したことはありませんが、全体として長文の書籍を読まないという意味での活字離れは進む一方ですし、読書だけが国語ができるようになる方法とも思えません。嫌いな読書をさせることでさらに「嫌い」が加速することもあります。
そこで今回は、山口さんにお話することは、「国語ができない1番の原因」についてです。もちろん読書の問題ではありません。読書していても国語ができない子はごまんといますから。
子どもが文章を読んでいる姿を見たことはありますよね。家でプリントをやっていたり、メールを読んでいたり、テレビのテロップの字を読むことも、その1つになります。
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