結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。
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【ご相談】
私の職場は、昨今の世の中の流れを受けて、以前に比べて残業は減ったのですが、有休が取りにくい雰囲気があります。いろいろ調べると、法律的には、有休の理由は会社に言う必要がないみたいですが、1カ月くらい先の有休を申請しようとすると、「何があるの?」と休みの理由や予定を必ず聞かれます。職場にワーキングマザーがいて、彼女は子どもの行事や体調を理由に、しばしば有休を取りますが、子どもが理由だと「頑張ってるね」という雰囲気でそのままさらっと取得。私の場合は、旅行だとか、すいている平日にテーマパークに行きたいだとか、「遊びなんでしょ?」と思われているようで、とても言いにくいです。独身だって、休みを取りやすくしてほしいと心から思います。職場から疎まれずに有休を取るコツ、ありますか? アドバイスいただきたいです。
言いにくいだけではなく却下されそう…
有休って、働く人の権利なのに取りにくいですよね。前もってわかっている「人間ドック」「検査」や、「法事」「結婚式」などのイベント、それから、あなたが言うように「子ども関連」は、比較的、申請しやすいかもしれないですが、疲れがたまっていて休みたい、旅行や買い物に行きたい、なんていう理由だと、言いにくいだけではなく却下されそうで躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。確かに、家族がらみの予定のほうが「仕方ない」と受理されやすければ、独身者が「なぜ私たちはダメなの?」「理由を言いたくない!」と思うのもわかる気がします。
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