何かにつけ不確実性の高い現代。一生安泰の仕事も、未来永劫つぶれない企業も存在しない。自分の仕事に明日があるのか――それをつねに考えておかないといけない時代だ。 この連載では、悩めるビジネスパーソンからのキャリア相談を募集。外資系金融、コンサル、ライブドア、企業再生コンサルなどを渡り歩き、数多くの業界やスタートアップに精通する塩野誠・経営共創基盤(IGPI)パートナーに、実践的なアドバイスをしてもらう。
【Vol. 16】 リクルートの営業を続けたほうがいいですか?
塩野さん、初めまして。新卒入社したベンチャー企業にて人事、海外営業を1年間、現在はリクルートにて営業をしております。25歳、学生時代に海外留学経験1年です。
学生時代から仕組み作りや企画を得意としており、管理部門や企画部門に就きたいと思っておりました。加えて、留学経験を生かしてグローバルな仕事に携わりたいとの想いも抱いておりました。
新卒入社したベンチャーにて、新卒採用業務や海外営業に従事する中で、より厳しい環境での営業経験の必要性を痛感し、転職を決意しました。
営業経験の必要性を痛感した理由は下記です。
1)ヒアリングや代替提案などの能力が弱かった
2)営業の気持ちがわからない管理部門は嫌われると思った
3)著名な人事は、営業としても優れた成績を残している人が多かった
しかし、将来のキャリアに迷っています。
もともとリクルートは3年以内に卒業すると決めていましたので、今後のキャリアとして次のような選択肢を考えているのですが……。
1)大手企業の管理・企画部門を目指す
2)少数精鋭企業で幹部として経営までタッチする
どちらの選択肢もやりがいが大きいと思いますが、必要な能力やスキル、また勉強しておくべきことが変わってくるのかと思っています。
正直、まだどちらの道に進みたいのか自分でもわかりませんが、組織の仕組み作りや経営企画までタッチしながらグローバルに働ける環境といえば、どんなところでしょうか。また、それに必要な能力・スキルや勉強しておくべきこと(資格など)はどんなことでしょうか。
ご教授いただけると幸いです。よろしくお願い致します。
25歳 リクルートの営業
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら