仕事の生産性を高め、短時間で仕事を片付けることが求められています。しかし、単純にすべてを短縮しようとしては生産性も品質も上がりません。『1時間の仕事を15分で終わらせる 最速で稼ぐ外資系コンサルの時短術』の著者であり、以前の4分の1の時間で働いている清水久三子氏が、仕事の生産性を高めるために、最も時間をかけているインプットの考え方についてご紹介します。
良質なインプットが仕事を倍速にする
仕事に必要な情報収集をできるだけ速くしたい――。そういう声をよく耳にしますが、実は私は情報収集については、あまりスピードを重視していません。
ここで手っ取り早い情報に飛びついた場合、後で手戻りが発生したり、アウトプットの品質が低くなってしまうことが非常に多いからです。逆にここでしっかりと必要な情報がインプットできれば、その後は自信をもって進めるため、全体としては速く仕事を終わらせることができます。
仕事における情報収集は、おカネと時間をどれだけかけるかを意識する必要があります。情報収集を「投資対効果」で考えるのです。情報収集のタイプごとに得られるリターンを把握しておくと、どこまで投資するかを判断しやすくなります。
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