仕事を短時間で終わらせようと意気込んでいたのに、気がつけばSNSやWebのニュースに没頭。やるべきことはついおっくうで後回しになり、何日たっても手つかず……。ありがちなことではありますが、これが続くようでは仕事のスピードも上がらず、成果にもつながりません。
今回は『1時間の仕事を15分で終わらせる 最速で稼ぐ外資系コンサルの時間術』の著者であり、以前の4分の1の時間で働いている清水久三子氏が、すぐやる自分に変わるために行った習慣をご紹介します。
仕事に取りかかるまでの時間をコントロールする
仕事のスピードを上げるというと、作業や思考そのものをどう速くするかを考える方も多いと思いますが、それ以外にも気をつけるべき点があります。それは、実は仕事に取りかかるまでのリードタイムです。
実際に取りかかれば30分程度でできる処理にもかかわらず、気が乗らなかったり、ぼーっとしてしまったり、やらずに済む理由をあれこれと考えてしまったり。仕事のスタートラインに着く前に、さまざまな障害物が仕事の前に立ちはだかっており、立ち往生――そんなことはありませんか?
大量の障害物を飛んだり、よけたりしていては、仕事のスタートラインに着く頃には気力体力もすり減っています。この障害物をできるだけ取り除き、いち早く、それもよいコンディションで立つために役立つのが、「ストッパー」と「ドライバー」と「ルーティン」という3つのものです。
やめるべきことをくい止めるのがストッパー
やるべきことにいち早く手をつけるのを加速するのがドライバー
目の前の仕事に向かう気持ちに火をつけるのがルーティン
です。この3つを設定することで、すぐやる自分の習慣ができます。あまり厳しく考えるとかえっておっくうになってしまうので、ゲーム感覚や遊びの要素も取り入れて楽しんでやるのが効果的です。
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