新TOEIC攻略に役立つ「こなれ表現」はこれだ 問題集にかじりつくだけではダメ

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TOEICで今後高得点をあげたいなら、机にかじりつくより、映画を見るのもいいかもしれません(撮影:尾形文繁)
「英語公用語化」を推し進める楽天など、多くの企業研修の場でビジネスパーソンに英語を教えてきた英会話イーオンの人気講師、箱田勝良氏。これまで約1万人に教えた経験から、多くの人に共通する「弱点」が見えてきたといいます。
今回は、5月29日に実施された新生TOEICの新傾向について取り上げます。こなれた英語が身につくチャンスになるかも?!

 ふだんの会話でも使用できる便利な表現

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10年ぶりに改訂となったTOEIC。皆さんは受験されましたか。改訂が発表されてから、初回のテストまでの期間、情報も限られた中で、研修生たちの間でさまざまな憶測が飛び交っていました。

「50点くらいはスコアが下がる」とか「スラングが出題されるようになる」とか。不安が募ると噂が噂を呼んで、都市伝説のように広まっていくようです。それを聞いて焦ってしまったタロウさんが、筆者のところにやってきました。公開テスト直前の研修でのことです。

「チャット形式の問題が入るみたいですが、問題集をやっていたら結構くだけた表現が出ていて……。スラングとかよく分からないんですけど、どうしたらいいですか。日曜日に受験するんです!」

タロウさんにもお伝えしましたが、以前よりもくだけた表現が出題されるようにはなっても、「スラング」というほどのものは出ないので安心してください。とはいえ、どの程度くだけた表現が出題されるのか気になる方も多いようですので、TOEICの新形式問題で導入されたチャット問題でも使用されそうな口語表現を紹介いたします。今回は、特にTOEICでもよく問われそうな依頼の承諾の表現を3つ取り上げましょう。ふだんの会話でも使用できる、とても便利な表現ばかりです。

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