新TOEIC直前!やるべき「たった2つ」のこと 「空回りリスク」が高まるこの時期
形式が変わっても、相対的なスコアはほぼ変わらない
まず、TOEICテストが変わったからといって、受験者のスコアが大幅に変わることはありません。「え? テストが本当に難しくなったなら、テストのスコアは下がっちゃうでしょ」と思われるかもしれませんが、下がらない仕組みになっているのです。
テスト回によって、「今回はいつもより簡単な問題が多かったね」「今回はいつもより難しくない?」という差は多少なりともあります。
この難易度の差によってその人のスコアが上下してしまうと、あの簡単な回の時に受けた受験者が有利!ということになり、公平なテストとは言えなくなります。このためTOEIC運営元のETSは、全体の平均点が回によって大きく変動しないようスコアを調整、Standardize(標準化)しているのです。
たとえば、200問中6問誤答でも満点になる回もあれば、3問誤答までが満点という回もあります。単純に何問正解するかだけではなく、受験者全体のパフォーマンスと比較してどのくらい正解しているのか?という相対的な形でスコアが決まるのです。仮に、テスト形式変更により、受験者全体の正解数が著しく下がるようであれば、あなたの正解数がいつもより少なかったとしても、全体における順位が同じである以上、これまでと同じようなスコアが出てくるのです。
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