新TOEIC直前!やるべき「たった2つ」のこと 「空回りリスク」が高まるこの時期

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
新TOEICの実施が目前に迫っている中、あと数日でさらにスコアを伸ばすにはどうしたらいいか秘策をお教えします(写真 :すってぃ / PIXTA)
いよいよ、新TOEICの実施が目前に迫ってきました。今回から大幅な変更が加わるTOEICのテストですが、どのように変わるかは以前の記事にて解説したとおり。このテスト形式の変更に伴い、「新TOEICは難しそう!」「今回はスコアが下がっちゃうかも……」と不安の声も聞かれますが、いえいえ大丈夫。新テストの形式に対応した『Storyで覚える! TOEICテストエッセンシャル英単語』(かんき出版)を手掛けたTOEIC講師が、あと数日でさらにスコアを伸ばす秘策を紹介します。

形式が変わっても、相対的なスコアはほぼ変わらない

まず、TOEICテストが変わったからといって、受験者のスコアが大幅に変わることはありません。「え? テストが本当に難しくなったなら、テストのスコアは下がっちゃうでしょ」と思われるかもしれませんが、下がらない仕組みになっているのです。

テスト回によって、「今回はいつもより簡単な問題が多かったね」「今回はいつもより難しくない?」という差は多少なりともあります。

この難易度の差によってその人のスコアが上下してしまうと、あの簡単な回の時に受けた受験者が有利!ということになり、公平なテストとは言えなくなります。このためTOEIC運営元のETSは、全体の平均点が回によって大きく変動しないようスコアを調整、Standardize(標準化)しているのです。

たとえば、200問中6問誤答でも満点になる回もあれば、3問誤答までが満点という回もあります。単純に何問正解するかだけではなく、受験者全体のパフォーマンスと比較してどのくらい正解しているのか?という相対的な形でスコアが決まるのです。仮に、テスト形式変更により、受験者全体の正解数が著しく下がるようであれば、あなたの正解数がいつもより少なかったとしても、全体における順位が同じである以上、これまでと同じようなスコアが出てくるのです。

次ページ最後の追い込みですべきこととは?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事