「ミッションインポッシブル」を制す人の思考

「すべて織り込み済み」な人は誰よりも強い

リスクマネジメントの「表技・裏技」を解説します(写真:xiangtao / PIXTA)
リスクマネジメントと聞くと、経営層がやるもの、もしくは大規模な案件でやること……と自分とはあまり関係がないというイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし、どんな仕事にもリスクは必ず存在します。気がつけばバタバタと手戻りしたり、想定外への対応が続いているのも、リスクマネジメントができていないのが原因かもしれません。逆に「失敗しそうだから」とリスクを避けて無難な仕事ばかりしていては、成果を出すことも難しいでしょう。
変化の大きいこの時代、さまざまなリスクをきちんとコントロールして、自分のやりたいことに自信をもってチャレンジし、しなやかにキャリアステージを駆け上っていくためのリスクマネジメントの「表技・裏技」について紹介します。

リスクを見過ごすと「問題」に昇格する

この連載の過去記事はこちら

「リスク」とひとくちに言っても、人によってイメージされるものが違うかもしれませんね。そもそもリスクとは何だと思いますか? また、同じような感じで使われる「問題」とは何が違うのでしょうか? リスクと問題の定義は実は以下のようなものです。

・リスク:潜在的に存在しているもので、発生したら悪い影響を与える状況

・問題:顕在化していて、悪い影響を与えており、対応が必要な状況

どちらも悪い影響を与えるものですが、潜在しているのか、顕在化しているのかが大きな違いです。リスクが顕在化すると問題になるという関係ですから、リスクを放置せずに適切にコントロールすることで、問題発生を防ぐことになります。

次ページ問題は時間とともに解決が難しくなる
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • フランスから日本を語る
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 財新
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

東洋経済education×ICT