「新天地で活躍できる人」が持つ3つの切り札 意気込みが空回りする「1月病」に陥らないで

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新年の意気込みがカラ回りしていく「1月病」に陥る人が増えているらしい。そこで、環境が変わっても活躍する人になるためのポイントを紹介する(写真:xiangtao/PIXTA)

のんびりした正月も終わり、心機一転、新天地で飛躍を目指す人も多いのでは。しかし、新年の意気込みがいつの間にかカラ回りしていく「1月病」に陥る人が増えていると聞く。異動、転職など、環境が変わった後に「こんなはずではなかった」と悩んでしまうのだ。意気揚々と歩み出したはずなのに、なぜ、つまずいてしまうのか。今回は、環境が変わっても活躍できる人になるための必須ポイントを探っていこう。

1.「古い武器」頼みをやめられる

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1つ目は、「古い武器」頼みで戦おうとしないこと。「錆びた武器」を使う人は、たいてい伸び悩んでいる。

新しい環境に移ったら、これまで通用してきた武器だけでは戦えない。それは、子どものことにRPGやマンガで学んだ鉄則ではないだろうか。ドラクエでいえば、どうのつるぎだけではバラモスは倒せないし、かめはめ波だけではフリーザは倒せない、という話だ。

スポーツ界に目を転じてみよう。海外移籍して成功する選手は、プレースタイルをうまく変えて新しい武器を身に付ける選手が意外と多い。速球派で押していた投手も、メジャーにいけばうまくかわす投球も身に付ける。黒田、上原しかり。なぜか。速球派だったとしても、新天地ではもっと速い球を投げられる選手はゴマンといるからだ。ビジネスでも、環境が変われば求められる武器は変わる。成果物のレベルとスピード、組織の動かし方、業務の進め方が変わるからだ。

自分の仕事が通用しないのを、環境のせいにしてはいけない。「過去の武器=強み」を生かそうすること自体を否定するわけではない。だが、これは覚えておこう。前職のスキルなんて、そのまま使えるのはせいぜい2~3割だ。逆に、ほぼそのまま使えるのであれば、そこは新天地ではなく既存環境の延長なのだ。

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