「新天地で活躍できる人」が持つ3つの切り札

意気込みが空回りする「1月病」に陥らないで

大事なのは、前の職場で培った「自分の武器の棚卸し」をすること。新しい環境は前とは何が違うのか。それができれば、何が使えて、何が足りないかがわかる。過去に甘えず、新しく備えるべき武器を準備し、自分を鍛え直すことから始めよう。

2.「ナナメ」の人間関係を作ることができる

次は人間関係だ。上下の関係は多くの方が意識するが、忘れがちな「ナナメの関係」を重視してほしい。

ナナメとは、少し違う部門の上位者など、自分がいる組織のこともある程度は把握しているが、当事者ではない人との関係を指す。

新天地で困ったことがあったとしよう。上下(直接の部下-上司)の人間関係にある人には、実は、ホンネの相談はしにくいもの。ヨコ(同期、同僚など)の人間関係があるじゃないかと思うかもしれないが、そもそも新卒と違って同じ立場の人が少ないし、新しい視点でのアドバイスは得られにくい。

そんなときに役立つのが、客観的な視座を持つナナメにいる人だ。新天地で思い悩んでも、直接の上司ではないのでいざというときに相談しやすい。一つ上のポジションくらいの上位者なら、アドバイスもくれるだろう。しかも、こうした人は業務に直接的に関係ないので、外から入ってきた自分に「耳の痛い話」を言ってくれることも多い。

新天地では、自分がどこでつまずいているかを見失いやすい。客観的に見て一歩引いたアドバイスをくれる人がそばにいると、心強いことを覚えておこう。

3.「チンケなプライド」を手放している

最も重要なのは、「チンケなプライド」を手放すことである。

さらなる活躍の場を求めて新天地に転職をした中川洋介氏(仮名、30代前半)の例を紹介しよう。前職はIT企業の企画畑で、成果を上げリーダー的存在だったが、新天地の商社では苦労の連続で悩んでいた。なにせ、仕事の進め方がまったく異なるのだ。

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