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「静かな退職」選ぶ若者のホンネ。不満言わず「割り切って働く人」のサインこそ見逃してはいけないワケ

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  • 青木 仁志 アチーブメント株式会社代表取締役会長兼社長
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③経営者の「真心」と「覚悟」を示す

しかし、結局のところ、制度やテクニックだけでは人の心は動きません。離職を防ぐ最大の力は、経営者の「あり方」そのものです。私は常々、「自分の社員は家族のように思っている」と公言していますし、社員に対して「絶対自分から手を離さない」、「諦めない」と決めています。もちろん、経営者と社員は家族ではありません。ですが、それくらいの「真心」と「覚悟」を持って、社員の物心両面の幸せを願っているかどうか。その姿勢が伝わってこそ、社員は会社を信頼し、困難な時期でも「このリーダーと一緒に頑張ろう」と考え、組織に踏みとどまってくれるのです。

誠実な社員の「静かなSOS」を見逃さない

『静かな退職』とは、単なる意欲の低下ではなく、多くの場合、組織で最も『誠実な社員』が発している『静かなSOS』であり、離職への最終警告です。

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彼らの離職は、個人の問題ではありません。それは、組織の「あり方」やリーダーシップの欠如が引き起こした必然的な「結果」に過ぎないのです。

社員の表情を曇らせるような職場環境を放置し、組織の未来にとって最も大切な「誠実な人材」を失い続けることこそ、企業にとって最大のリスクと言えるでしょう。

経営者・管理職の方々には、社員一人ひとりの「心の状態」に誰よりも敏感になって欲しいと思います。そして、彼らが安心して、自信を持って働き続けられる環境を整備すること。それこそが、これからの不確実な時代に組織が生き残るための、最重要課題であると確信しています。

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