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キャリア・教育 #浪人したら人生「劇的に」変わった

「地方国公立は歳を取れば取るほど入りにくい」 京都大学に12年在籍も中退→42歳で医学部を目指して再浪人した彼の挑戦

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現在、大阪医科薬科大学の3年生として、勉強を続けているビリおじさん。

浪人してよかったことを聞くと、「一歩踏み出すことに勇気を持てるようになった」、頑張れた理由については、「医者になるという目標が明確だったから」と答えてくれました。

「浪人して一度道を踏み外したことで、視野が広がったのではないかなと思います。現在、留年をして2回目の3年生をしています。若い頃の留年・浪人と違ってものすごくショックでした。でも、1年前は中弛みなのか試験をクリアしていくだけの感覚だったのですが、人生で医学部の同級生が人の2倍できたと考えたら、前向きに捉えられるようになりましたし、勉強も楽しくなりました。そのおかげで、前期は再試もなく、すべてストレートで通ることができました。2浪して京大に入ったのもそうですが、自分は早く物事を理解できるタイプではなく、時間をかけて理解したらそれを楽しめるタイプだと思っているので前向きに学び続けていきたいです。将来の目標ももう定まっていて、心療内科に進んで、クリニックを開業できたらいいなと思っています」

また、浪人して変わったことを聞くと、「精神的な深みを作ってくれた気がする」と答えてくれました。

「最初に2浪をしていたときも、ずっと心が曇り空みたいな気持ちで生活していました。遊んでいても、何をしても心が晴れない状態でした。浪人を経験したことで、人生にはそのような時期もあるんだと知ることができてよかったなと思います。

今までその様子をSNSで発信してきたことで、いろんな人たちが『励みになった』とか『勇気をもらった』とか、SNSを通じてメッセージをもらっています。その経験自体が、SNSで自分をさらけ出して発信してきて良かったなと思うことなので、引き続き、自分は少なくともあと3年は医学部で学生をしながらですが、歩んでいく道のりを、所属先に迷惑をかけないように発信をしていくので、おじさんの行く末を見届けてください。X、YouTubeに加えて、最近ではTikTokにも挑戦しているのでフォローしてやってください」

人生の酸いも甘いも経験

医学部に入るまで自分の受験の様子について発信し、医学部に入ってからも発信を続け、多くの受験生に勇気を与えているビリおじさん。酸いも甘いも経験した彼は、きっとつらい境遇の人たちの気持ちがわかる立派なお医者さんになるのだろうと思いました。

大学では実習もしている(画像:ビリおじさん提供)
教訓:一度道を踏み外すと、視野が広がる

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