〈歴史×医療〉本執筆の"歴女医" 《浪人=しんどい》の常識覆す「楽しい思い出しかない」医学部受験の浪人時代

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浪人時代は楽しかったという馬渕まりさん。現在は歴史好きの女医「歴女医」としても活躍する(写真:馬渕さん提供)
浪人時代は楽しかったという馬渕まりさん。現在は歴史好きの女医「歴女医」としても活躍する(写真:馬渕さん提供)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
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楽しかった浪人生活

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今回お話を伺った馬渕まりさんは、1年の浪人を経験した後、秋田大学医学部に合格された方です。

医師の父親を持ち、自身も医師となった馬渕さん。しかし、両親や親戚は医師になることを必ずしもすすめておらず、本人も医師にならないといけないというプレッシャーはなかったそうです。

医学部に縛られずに臨んだ浪人生活を送った彼女は言います。「浪人生活は楽しかった思い出しかない」と。

医学部を目指しての浪人は過酷なイメージがありますが、どうして彼女は楽しみながら合格を掴むことができたのでしょうか。彼女の浪人生活を深掘っていきます。

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