
32歳から7浪して藤田保健衛生大学医学部(現:藤田医科大学)に入学した新開貴子さん(写真:新開さん提供)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか? また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
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結婚と出産を経験しながら7浪→53歳で医師になる

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今回は、32歳から7浪して藤田保健衛生大学医学部(現:藤田医科大学)に入学した新開貴子さんにお話を伺いました。
短大を出てから企業で働き、26歳で島根大学教育学部に入り、30歳で卒業した新開さんは、32歳で医学部に行く決断をします。
結婚と出産を経験しながら7浪した新開さんは、大学に入ってからも4年の留年を経験。医師国家試験に合格するまでも2年を要し、ようやく医師になったときには53歳になっていました。
それでも彼女は今、医師として診療をする日々の中で、「浪人時代に抱いていた気持ちが役立っている」と自信を持って答えます。
どうして医師になろうと思ったのか、なぜここまで長い時間をかけても諦めなかったのか。お話を伺いました。
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