「自分は無能」「人に任せたい」と思う人ほど生産性が上がる納得の訳――"自分以外の力を最大化する構造"の身に付け方
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有能なビジネスパーソンが、成長の「壁」にぶつかる理由とは?「そこそこ稼げる」レベルから抜け出す方法について筆者が語ります(写真:taa/PIXTA)
成果も出していて、一定の評価も得ている。それでも「これ以上伸びない」という壁に、ふとぶつかる──。この停滞感は、有能なビジネスパーソンにこそ起きやすい現象だ。能力はあるのに、なぜか“もう一段上”に行けない。
一方で、「自分は無能かもしれない」と感じる人のほうが、生産性も収入も、普通の10倍速で伸びていく。この逆転現象を分けるものは、能力ではなく“時間の使い方の構造”である。
(冨田顕子氏著『ミリオンダラー営業会議』を一部改変してお届けします)
有能な人ほど陥る罠
有能なビジネスパーソンの多くは、仕事の大半を自分で処理できる。だからこそ、こんな判断をしやすい。
・自分がやったほうが速い
・任せると品質が下がりそう
・説明するのが面倒
・外注するほどでもない
・任せると品質が下がりそう
・説明するのが面倒
・外注するほどでもない
これらは一見、合理的に見えるが、実は成長を止める最初の一歩だ。気づくと、メールも資料作成も調整業務もすべて自分の机に積み上がり、本来すべき価値創造の時間がじわじわ浸食されていく。
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